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一般的に、『子供のアトピーは治りやすく、大人のアトピーは治りにくい』と言います。
同じアトピー性皮膚炎でありながら、大人と子供でどう違いがあるのでしょうか。
それは、大人と子供のアトピーの原因に大きな違いがあるのです。

大人と子供 アトピーになる原因に違いあり

子供のアトピーの原因は?

子供は「食べ物」が原因となることが多いです。
特定のアレルゲンとなる食物を口にすることで、
身体の様々な部分にアレルギー反応が生じます。

このアレルギー反応は、口やのど・皮膚・呼吸器・消化器に症状が現れ、
元々肌が弱い体質の人や、皮膚のバリア機能が未熟な子供は
症状が皮膚に現れます。

したがって、アレルゲンさえ特定できれば、
その食物を除去する生活を送れば症状を緩和させることが可能です。
人それぞれアレルゲンとなる食物は異なります。
食品衛生法で表示義務があるのは、小麦・そば・卵・乳及び落花生。
それ以外にもアレルギーを起こす可能性のある食物は多数存在します。
アレルゲンが特定できるまでは、食べた物と症状の状態をチェックして、
「どの食物でアレルギーを起こしているのか」を見つけることが重要になります。
原因がハッキリすれば、食事制限療法で対応できます

大人のアトピーの原因は?

大人の場合は、ダニやホコリなどのハウスダスト
ストレスや睡眠不足などの生活環境が大きく関係します。
女性の場合は、月経前も皮膚の状態が悪くなります。

食物アレルギーの場合は、除去食などで対応が可能ですが、
ハウスダストは完全に除去することは困難です。
また、生活環境を見直すことも、そう簡単にはいきません。

大人と子供 治りにくさにも原因あり

子供は皮膚のバリア機能や免疫機能の未熟さから、アレルギー症状が出ます。
逆に言えば、成長をしていく過程で、免疫機能が向上し、
アレルギー体質もどんどん変化をしていきます。
そして、子供から大人へと成長するのに必要なホルモンバランスも大きく関係し、
体質変化の手助けをします。

一方、大人はすでにバリア機能や免疫機能は十分に整っており、
その上でのアレルギー症状なので、年を重ねたからといって
子供のように体質が変化することはありません。
むしろ、加齢が進むにつれ免疫機能は低下していきます。

これが、子供のアトピーは治りやすく、大人のアトピーは治りにくいと言われる所以です。

 

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