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アトピー性皮膚炎の治療法としてステロイド外用薬はとても有効ですが、
正しくない副作用の理解で、ステロイドを使わずに治そうとしたり、
自分の判断で途中で使用をやめてしまう人がいます。
そのステロイドを使った新しいアトピーの新療法
プロアクティブ療法」をご紹介します。

プロアクティブ療法とは

従来の一般的なステロイド外用薬の使い方は、
「湿疹の症状がある時に塗り、その症状がなくなった時点でやめる。」ですが、
プロアクティブ療法は、症状がなくなってもステロイドを塗り続け、
段階的に量を減らしながら治療する方法
です。

従来の湿疹が出たらステロイドを使う方法は、
一見、薬のおかげで症状がなくなったように見えますが、
それはあくまでも表面的な話。

皮膚の奥ではまだ炎症がくすぶり続けているのです。
これが、「塗って治してもまたぶり返す」の原因なんですね。

プロアクティブ療法は、そこに着目しています。
皮膚の奥でくすぶり続けている間は、
見た目症状が治まっていても、2週間くらいはステロイドを塗り続けること。
こうすることで、くすぶりを無くそうというもの。

2週間程度連続使用した後は、
週に3回、週に2回、週に1回と塗る間隔をあけてステロイドの量を減らします。

この方法を用いると、
仮に症状の再燃があったとしても、
従来の再燃の時よりも症状がとても軽くて済むのです。

プロアクティブ療法によるステロイドの使用量目安

この方法による治療効果を正しく得るためには、
使用するステロイドの量がポイントになります。

塗り薬の量を計る目安として、
フィンガーディップユニットという言葉があります。

これは、人差し指の第一関節まで薬を乗せた量です。

【顔と首に塗るステロイドの適量】

年齢 ステロイド薬の目安
3~6ヶ月 フィンガーディップ1(0.5g)
1~2歳 フィンガーディップ1.5(0.75g)
3~5歳 フィンガーディップ1.5(0.75g)
6~10歳 フィンガーディップ2(1g)
成人 フィンガーディップ2.5(1.25g)

非ステロイドの保湿剤は毎日使います。
アトピーの人は肌が乾燥しやすいので、
ステロイドを塗らない時期でも保湿剤は必ず併用しましょう。

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