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アトピーと温泉アトピー性皮膚炎の改善に温泉がいい』と良く聞きます。温泉に入ることで、血液循環を良くし、自律神経や内分泌疾患、免疫疾患の体の機能を正常化させようというのが「温泉治療」の目的です。つまり、自身の自然治癒力を高めることで、アトピー体質を改善しようということです。

 

 アトピーの温泉効果は一様ではない

 

アトピー性皮膚炎の原因は、
ダニやハウスダスト・食べ物などのアレルゲン物質
生活環境やストレスによる生活上の要因があります。
アレルゲン物質が特定されている場合には、
その物質に対処することが先決で、温泉に入ったからと言って
アレルゲン物質が除去されるわけではありません。
肌の乾燥を防ぐ泉質のお湯に浸かった時は、その後しばらくは効果がありますが、
元々のアトピーの原因を断ち切っているわけではないので、
温泉効果は一時的なものになります。

 

しかし、温泉を上手に取り入れることで、より効果的にアトピー改善に役立てることができます。

 

温泉の “転地効果” と “湯あたり” を利用する

 

温泉地は多くの自然に囲まれた場所にありますよね。
温泉地を訪れるだけで、心が癒されます。
その心理変化を利用するのが「転地効果」です。

家のお風呂とは違う、自然に囲まれた
マイナスイオンたっぷりの温泉地に向かうことで、
脳が五感全体で刺激を受けて、脳内ホルモンのバランスが整えられます。
ストレスが解消され、気分もリフレッシュできます。

 

次に、「湯あたり効果」を利用します。
「湯あたり」と聞いて思い浮かぶのは、
つい気持ちよくて温泉に長く浸かりすぎ、のぼせた状態ではないでしょうか。
実は、この “のぼせた状態 “のことを「湯疲れ」と言います。

 

「湯あたり」というのは、
温泉地で10日~2週間以上温泉湯治をした時に見られる生体反応のことです。
温泉に入ると、さまざまな泉質により、それぞれの刺激が体に作用します。
『血液循環が良くなる』『免疫力が高まる』などの効果に対して、刺激を与え
働きかけをします。
そして、その刺激に対して体が反応する「湯あたり」を湯治に利用するのです。

 

ですから、1週間に1度温泉に入った程度では
温泉のアトピー改善効果は得られないのです。
温泉湯治を目的とするならば、最低10日~2週間以上は継続する必要があります。

 

これが、
『アトピーに良いという温泉に入っても効果がなかった』という理由です。
短期的な温泉入浴では医学的効果は得られません。
[deco_bg image="paper1" width="450"]まとめ
アトピーに対する温泉効果は、癒しの”転地効果”と、
泉質による刺激で起こる”湯あたり効果”。
ただし、10日~2週間程度継続して温泉に入らなければ、十分な効果は得られない。[/deco_bg]

 

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